Kon's DX Lab - Case Study

Day 89|Slack連携アプリを作ってみよう

Published on 2025-06-29

🔬 Case Study Summary
Problem

(ここに課題を記述)

Result

(ここに具体的な成果を記述)


Tech & Process

(ここに採用技術とプロセスを記述) コードを詳しく見る »

こんにちは、こんです🦊

今回は、VPSからSlackにメッセージを送れる連携アプリ を作ってみます!


1. 導入:この記事でできるようになること

この記事では、Slack Appを作って、自分のVPSからSlackにメッセージを自動で送る方法 を学びます。

  • Slackに通知を飛ばすWebhookの仕組みがわかる

  • PythonスクリプトまたはShellスクリプトで通知を送るコードが書ける

  • ConoHa VPSとSlackをつないで「作業完了通知」などを自動化できる

💡 なぜ必要?

  • 自分のサーバーで動く処理の結果をSlackに送れると、とにかく便利!

  • バッチ処理が終わったタイミングやエラー検知をチャットで受け取れる

  • チームで進捗共有にも役立つ


2. 背景・基礎知識

🔹 Slack Appとは?

Slack App は、自分で作れる「Slackの機能拡張アプリ」です。

  • Botとしてチャネルにメッセージを送れる

  • コマンドやWebhookで外部のシステムと連携できる

  • 認証やセキュリティもSlackで管理できる


📦 例えると:

  • Slackの部屋(チャンネル)に自動でメッセージを投げてくれるお手伝いさん

  • VPSで作業して「終わったよ!」をSlackにポンッと届けるイメージ


🔹 Webhookとは?

Webhookは、「外部からSlackへメッセージを投げ込む入り口」のこと。

1️⃣ Slack側でWebhook URLを発行する
2️⃣ VPS側から curl や Python でそのURLにPOSTする
3️⃣ Slackのチャンネルにメッセージが届く!


3. 実践パート


✅ ステップ1|Slack Appを作成する

  1. Slack API にアクセス

  2. 「Create New App」→ 「From scratch」

  3. App Name と Workspace を選択

  4. 「Incoming Webhooks」を有効化

  5. 「Add New Webhook to Workspace」→ 投稿先チャンネルを選んで許可

  6. https://hooks.slack.com/... のURLが発行される → メモしておく


✅ ステップ2|Pythonスクリプトを書く

例:slack_notify.py

import requests

WEBHOOK_URL = 'https://hooks.slack.com/services/XXXX/XXXX/XXXX'
MESSAGE = {'text': 'VPSから通知テストです!'}

response = requests.post(WEBHOOK_URL, json=MESSAGE)

print(response.status_code)

✅ ステップ3|Shellスクリプトで送る場合

例:slack_notify.sh

#!/bin/bash

WEBHOOK_URL="https://hooks.slack.com/services/XXXX/XXXX/XXXX"
MESSAGE='{"text":"シェルからSlackに通知!"}'

curl -X POST -H 'Content-type: application/json' --data "${MESSAGE}" ${WEBHOOK_URL}

✅ ステップ4|VPSから実行してテスト

python3 slack_notify.py
# または
bash slack_notify.sh

Slackに通知が届けば成功!


4. つまずきポイントと対処法(FAQ)


5. まとめと次回予告

✅ 今日は、Slack Appを作ってVPSから自動でメッセージを送る基本の仕組みを学びました。

Slack連携ができると、運用の幅がぐんと広がります!


🔜 次回は、Slack Appで受け取った情報をVPSで処理して、条件に応じて返信する方法(SlashコマンドやEvent API) を解説します。お楽しみに!


#Slack開発
#Webhook
#Python自動化
#ConohaVPS