こんにちは、こんです🦊
今回は、VPSからSlackにメッセージを送れる連携アプリ を作ってみます!
1. 導入:この記事でできるようになること
この記事では、Slack Appを作って、自分のVPSからSlackにメッセージを自動で送る方法 を学びます。
Slackに通知を飛ばすWebhookの仕組みがわかる
PythonスクリプトまたはShellスクリプトで通知を送るコードが書ける
ConoHa VPSとSlackをつないで「作業完了通知」などを自動化できる
💡 なぜ必要?
自分のサーバーで動く処理の結果をSlackに送れると、とにかく便利!
バッチ処理が終わったタイミングやエラー検知をチャットで受け取れる
チームで進捗共有にも役立つ
2. 背景・基礎知識
🔹 Slack Appとは?
Slack App は、自分で作れる「Slackの機能拡張アプリ」です。
Botとしてチャネルにメッセージを送れる
コマンドやWebhookで外部のシステムと連携できる
認証やセキュリティもSlackで管理できる
📦 例えると:
Slackの部屋(チャンネル)に自動でメッセージを投げてくれるお手伝いさん
VPSで作業して「終わったよ!」をSlackにポンッと届けるイメージ
🔹 Webhookとは?
Webhookは、「外部からSlackへメッセージを投げ込む入り口」のこと。
1️⃣ Slack側でWebhook URLを発行する
2️⃣ VPS側から curl や Python でそのURLにPOSTする
3️⃣ Slackのチャンネルにメッセージが届く!
3. 実践パート
✅ ステップ1|Slack Appを作成する
Slack API にアクセス
「Create New App」→ 「From scratch」
App Name と Workspace を選択
「Incoming Webhooks」を有効化
「Add New Webhook to Workspace」→ 投稿先チャンネルを選んで許可
https://hooks.slack.com/... のURLが発行される → メモしておく
✅ ステップ2|Pythonスクリプトを書く
例:slack_notify.py
import requests
WEBHOOK_URL = 'https://hooks.slack.com/services/XXXX/XXXX/XXXX'
MESSAGE = {'text': 'VPSから通知テストです!'}
response = requests.post(WEBHOOK_URL, json=MESSAGE)
print(response.status_code)
✅ ステップ3|Shellスクリプトで送る場合
例:slack_notify.sh
#!/bin/bash
WEBHOOK_URL="https://hooks.slack.com/services/XXXX/XXXX/XXXX"
MESSAGE='{"text":"シェルからSlackに通知!"}'
curl -X POST -H 'Content-type: application/json' --data "${MESSAGE}" ${WEBHOOK_URL}
✅ ステップ4|VPSから実行してテスト
python3 slack_notify.py
# または
bash slack_notify.sh
Slackに通知が届けば成功!
4. つまずきポイントと対処法(FAQ)

5. まとめと次回予告
✅ 今日は、Slack Appを作ってVPSから自動でメッセージを送る基本の仕組みを学びました。
Slack連携ができると、運用の幅がぐんと広がります!
🔜 次回は、Slack Appで受け取った情報をVPSで処理して、条件に応じて返信する方法(SlashコマンドやEvent API) を解説します。お楽しみに!
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#Webhook
#Python自動化
#ConohaVPS