こんにちは、こんです🦊
今回は、ConoHa VPSにSSL証明書を導入して、あなたのサイトを安全なHTTPS化する方法を解説します!
1. 導入:この記事でできるようになること
この記事では、Let's Encrypt(無料SSL)を使って、あなたのVPSにHTTPS(暗号化通信)を導入します。
http://yourtool.xyz → https://yourtool.xyz に!
ブラウザの「保護されていない通信 ⚠️」警告がなくなる!
certbot を使って証明書を自動更新できるようになる!
💡 なぜ必要?
HTTPSは今やWebの標準。Google検索やSEOにも影響する
Slackアプリのように、認証URLやWebhookでHTTPSが必須なケースが多い
Let's Encryptを使えば無料で安全に導入できる!
2. 背景・基礎知識
🔒 SSLとは?HTTPSとは?
HTTP:通常の通信。データが暗号化されず、途中で見られるリスクがある
HTTPS:SSL/TLSを使って通信を暗号化 → 安全!
📦 例えると:
HTTP:ハガキを送る(誰でも読める)
HTTPS:封筒に入れて鍵付きで送る(途中で盗み見されない)
✅ Let's Encryptとは?
無料で使えるSSL証明書を発行してくれる公益プロジェクト
certbot(自動化ツール)を使えば、面倒な更新作業も自動化できる
3. 実践パート
🔹 前提
nginxが稼働している
ドメインが Aレコード でVPSに向いている
80番(HTTP)ポートが開いている
✅ ステップ1:certbotのインストール
sudo apt update sudo apt install certbot python3-certbot-nginx
✅ ステップ2:nginx設定を確認
server_name が正しいか確認:
server { listen 80; server_name yourtool.xyz www.yourtool.xyz; ... }
server_name に自分のドメインが設定されているか確認!
✅ ステップ3:Let's Encrypt証明書を取得
sudo certbot --nginx
対話形式で質問に答えるだけ:
メールアドレスを入力
利用規約に同意
wwwあり・なしの両方に証明書を発行するか選択
✅ ステップ4:自動HTTPSリダイレクトの確認
certbot が nginx 設定を自動で修正してくれます。
http:// にアクセスしても https:// に転送されるか確認!
✅ ステップ5:自動更新を設定する(cron)
証明書は90日で期限が切れるので、自動更新が必須。
以下でテスト:
sudo certbot renew --dry-run
問題なければ cron で毎日チェックされる仕組みが自動で組まれます(/etc/cron.d)。
4. つまずきポイントと対処法(FAQ)

5. まとめと次回予告
✅ 今回は、無料でHTTPS化する方法(Let's Encrypt+certbot) をマスターしました!
これでブラウザの警告もなくなり、SlackアプリのWebhookやAPIも安全に公開できます。
🔜 次回は、Slack連携のリダイレクトURLやWebhookを独自ドメイン+HTTPSで運用する方法を詳しく掘り下げます!