Kon's DX Lab - Case Study

Day 71|入荷検品用データを自動出力&Driveへ連携!現場連携のラストワンマイルに着手

Published on 2025-06-11

🔬 Case Study Summary
Problem

(ここに課題を記述)

Result

(ここに具体的な成果を記述)


Tech & Process

(ここに採用技術とプロセスを記述) コードを詳しく見る »

こんにちは、こんです🦊
今日は「返品入荷確認データを現場で使いやすくする」ための仕組みづくりに取り組みました。


実験のきっかけ:現場確認用のCSV、どうやって共有する?

「良品移動」や「再発送」など返品理由に応じて、
Logiless向け入荷予定CSVは生成できるようになっていたのですが…

現場のスタッフが使う確認用データ(入荷検品リスト)はどうする?

  • 複数商品の明細が1セルにまとまっていて見にくい

  • Driveに手動でアップロードしている

  • ファイル名がバラバラで追跡できない

…などの課題が浮上。


作ってみた:商品明細を展開してGoogle Driveへ自動保存!

Streamlitアプリからバッチ処理を実行すると、

📦 商品明細が1商品1行に展開された「入荷検品用CSV」
📂 Google Driveのフォルダ(ステータス別)に自動アップロード

を実現しました。

# 明細行の例
{
  "予定顧客入荷指示No.": "henpin_250611_1111111",
  "返品問番": "1111111",
  "受注CD": "123456789",
  "送り状番号": "123412341234",
  "出荷日": "2025/06/11",
  "商品CD": "0000000",
  "商品名": "特典A",
  "数量": 1
}

さらに、

  • Driveアップロード時にフォルダIDをステータス(例:良品移動)で自動切替

  • ファイル名は 20250611_入荷検品_良品移動_88件.csv のように自動命名

  • Slack通知にもDriveパスを反映

という設計にしました。

実感したメリット

現場がスマホでDriveからCSVを即チェックできる
AppSheet連携によるバーコード入荷処理の基盤が整った
出力ログがスプレッドシートに自動反映されるため、履歴管理も楽々


実際の画面イメージ

Streamlitアプリのボタンからワンクリックで以下の処理が走ります👇

  • 対象データ抽出(ステータス×支払方法フィルタ)

  • 商品明細展開

  • 2種類のCSV生成(Logiless用・検品用)

  • スプレッドシートの出力ログ更新

  • Google Driveへのアップロード

  • Slack通知


次回予告

次はこの「入荷検品CSV」をAppSheetで読み取り、
返品問番をバーコードで読み取ってチェック完了にする仕組みを作っていきます!


まとめ

  • 商品明細を1セルにまとめるだけでなく、「1商品1行」で扱える設計が超重要

  • スプレッドシート×Drive×Slack連携の自動化は、現場連携にもかなり有効

  • 次のフェーズは、スマホ × バーコード読み取りでの現場運用に向けたAppSheet連携


✍️ #100日チャレンジ
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📦 #現場連携 #業務効率化 #AppSheet準備中