Kon's DX Lab - Case Study

Day 70|非エンジニアにも届けたい。業務改善ツールの“ちゃんとした”配布方法を考えた

Published on 2025-06-10

🔬 Case Study Summary
Problem

(ここに課題を記述)

Result

(ここに具体的な成果を記述)


Tech & Process

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こんにちは、こんです🦊

今回は「100日チャレンジで作ったStreamlitツール、どうやって社内で安全に共有しよう?」というテーマで、ConoHa VPS+Docker構成による運用基盤づくりに挑戦しました!


実験のきっかけ:localhostでの限界

こんなこと、起きていませんか?

  • localhostのままでは他の人に共有できない

  • Streamlit CloudだとGitHub連携が面倒&制約多い

  • アプリごとに配布すると管理がバラバラになる

「せっかくツールを作っても、運用で詰まる」──これ、私自身が直面した課題でした。


作ってみたもの(構成と対象アプリの概要)

今回は、StreamlitアプリをVPS上にDockerで載せて社内配布できる仕組みをつくりました。

対象アプリは、最近作成しようと思っている「JPAddressChecker」という住所チェックツールです。

🔍 JPAddressCheckerとは?

  • 顧客データの住所列に対して、日本郵便公式の郵便番号・デジタルアドレスAPIを活用し、

  • 「その住所は正しいか?」「誤送のリスクがないか?」を自動チェックするStreamlitツールです

  • 特に「複数注文をまとめて出荷したいとき」にも、同一住所かどうかの名寄せチェックが役立ちます

  • 今後は「不正住所リスト照合」「Slack通知」などにも拡張予定です


実感したメリット

1. 管理コストが下がる

1つのサーバに複数ツールを並べてDockerで管理できるので、「誰のPCで何が動いてるのか問題」が解消されそう。

2. セキュリティも最低限クリア

SSH制限やポート管理を初期で済ませておくことで、API連携も安心して実装できる状態に。

3. 拡張性があるから“資産化”できる

Slack連携もBIダッシュボード化も、FastAPIとの併用も自由にできる。100日チャレンジの成果を一時的な「作品」で終わらせずに済むようになった感覚がありました。


実際の画面イメージ(構成)

  • 【VPS構成】:ConoHa VPS(Ubuntu 22.04/1GB)で構築

  • 【セキュリティ設定】:ufwで80/443/22ポートのみ開放、fail2banでSSH対策

  • 【Docker環境】:docker-composeで複数アプリを並列起動

  • 【アプリ公開URL(予定)】:https://********/jpaddresschecker(未設定)


次回予告:JPAddressCheckerをDocker化してデプロイ!

今回はVPS側の準備でしたが、次は:

  • StreamlitアプリのDockerfile+compose構成をつくる

  • nginx経由で /jpaddresschecker に公開

  • 日本郵便APIに必要な「固定IP+URL」を確定させる

といった流れで、いよいよアプリそのもののデプロイに取りかかります!


まとめ:配布方法を整えると、アプリの価値が一気に上がる

今回の実験は、100日チャレンジの“中間棚卸し”でもありました。

ツールを作ることだけが目的じゃなく、それが誰かの役に立つ状態に持っていくことが大事。そのための一歩として、今回は「使えるインフラの準備」に全振りしました。

それでは、また次の実験で!🦊


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