こんにちは、こんです🦊
今日は、「業務改善の成果って、どうやって“見える化”するの?」という問いに向き合ってみました。
業務を効率化した先に、どれだけの“価値”が生まれたのか。
その成果を定量的に把握できなければ、「生産性が上がった」とは言えません。
そんな疑問を起点に、Notionで“生産性を測れる業務DB構造”を考えてみた実験記録です。
実験のきっかけ:成果って、どうやって測るの?
「この業務改善、結局いくら分の成果だったの?」と聞かれて詰まる
工数やスクリプト本数は記録しているけど、効果が数字で語れない
生産性(=付加価値÷投入)を可視化しようとしたら、DBが破綻した…
「もっと成果を“価値”として測れるようにしたい」と思って、構造から見直してみることにしました。
作ってみたもの(システムの概要)
今回はこんな仕組みを考えました:
✅ 商流DB:1件の取引に対し、売上・仕入・外注・物流を一元管理
✅ 発行請求書DB:売上情報を記録し、顧客別に管理
✅ 受取請求書DB:仕入・外注費・物流費などを記録
✅ 経費DB:ツール費用や交通費などの間接コストを記録
✅ タスクDB:業務単位で行動を記録
✅ 人時ログDB:工数を蓄積し、リソース投入を可視化
これらをハブとなる「商流DB」に紐づけて、
案件単位の粗利・人時・人時あたり粗利=生産性スコアを自動計算できるようにしました。
実感したメリット
1. 「成果が出たか?」を数字で語れるようになる
「売上アップ」「時短」などのふわっとした表現でなく、
粗利と投入の実数値で改善の効果を定量評価できるようになります。
2. KRと連携しやすくなる
「粗利15%以上」「月100件処理」などのKRを、Notion上で直接モニタリング可能。
OKRと実データが分断しない構造を実現できます。
3. プロジェクトに縛られず、全社横断の生産性を見られる
営業・CS・バックオフィスの活動がプロジェクトに分類されなくても、
商流単位で生産性を集計できるようになります。
実際の画面イメージ(構成)
【商流DB】:売上・支払・人時を集約した案件単位ビュー
【人時ログDB】:誰が何時間どの業務に関与したかを時系列で蓄積
【発行/受取請求書DB】:証憑管理も兼ねた、経理と連携可能な記録フォーマット
次回予告:各DBの構成・Relationの設計を深掘りします!
今回は「生産性は粗利÷工数」で測れる、という全体像を紹介しました。
次回はこの中で以下を順番に深掘っていきます:
ステップ1:発行/受取請求書DBと商流DBのつなぎ方
ステップ2:人時ログDBとの連携方法
ステップ3:OKRと連携するKR用のダッシュボード設計
「これ、うちでも応用できそうかも」と思った方は、次回もチェックしてみてください!
まとめ:成果が“数字で見える”と改善が加速する
今回の実験は、
「改善活動がちゃんと価値を生んでいるか?」を見える化する一歩でした。
改善の“粒”ではなく、**改善の“価値”**を測る。
それが次のアクションを支えてくれる。
そんな土台が整ってきた気がします。
それでは、また次の実験で!🦊
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