Kon's DX Lab - Case Study

Day 50|未登録でも“焦らない”。「ステータス付きチェック表」と最適フローで見落としゼロへ!

Published on 2025-05-21

🔬 Case Study Summary
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Result

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こんにちは、こんです🦊
100日チャレンジも折り返し地点、ついにDay 50です!

今日は、昨日の「請求書未登録チェックの自動化」から一歩踏み込んで、
“なぜ未登録なのか?”まで判断できるステータス付きのチェック仕組みを整備しました。


実験のきっかけ:未登録の山に埋もれて優先順位が見えない

  • ❌が大量に出てくるけど、「どれが対応すべきなのか」がわからない

  • 「また経理から指摘が来た…」と、受け身での確認対応が常態化

  • 「そもそも請求書来てないだけでは?」という案件も混ざってる

未登録の中にも「対応が必要な未登録」と「そうでない未登録」があるはず。そこを自動で判断して、"今見るべきところ"を明確にしたいと思いました。


作ってみたもの(本日の実装)

昨日までに構築していた仕組みに加えて、今回は以下を拡張しました:

  • ✅ 「直近3ヶ月の登録履歴」から ステータスを自動判定

  • ✅ 新設ステータスは以下の4分類:

    • 🚨 要確認 → 先月まで来てたのに今月だけ未登録

    • ⏸ 様子見 → ここ数ヶ月ずっと未登録

    • 🕓 データ未反映 → そもそも今月分CSVがまだ未読込み

    • ✅ OK → 今月も登録済

  • ✅ resultシートに ステータス 列を追加 → 未登録 ❌ の“質”が見えるように!


実感したメリット

1. 「未登録=全部確認」から脱却

未登録 ❌ の背景を含めたステータスがつくことで、行動の優先順位が明確に。

2. 経理と担当のやりとりが減る

「この会社、要確認です」とSlack通知だけで済む設計に近づいた。

3. 拡張しやすい設計に

氏名・メールアドレスも紐づいているので、Slack通知・AppSheet連携も視野に。


今後に向けた最適フロー設計(全体像)

今回の取り組みは、実は以下の「請求書管理最適化フロー」の一部です:

🔵 ステージ1:請求書の収集

  • 専用メールアドレス(ML)を設けて、入口を一本化

  • Outlook×Pythonで、添付請求書を自動保存&記録

🔵 ステージ2:スプレッドシートで一元管理

  • 送信元・件名・添付ファイル名を自動記録

  • 支払先マスタと照合 → 請求元がどの取引先かを特定

  • 請求書CSV(BtoB)と突合 → 「来ている/来てない」「登録された/されてない」を判定

🔵 ステージ3:ステータス判定+通知

  • 🚨 要確認(来てるはずなのに来てない)を抽出

  • Slackやメールで「○○社、今月未登録です」と自動通知


実際の画面イメージ

  • 【請求書一覧シート】:請求書番号・金額・件名などの情報を明細で整理

  • 【resultシート】:担当者名付きで、各月の受領状況+ステータス表示


次回予告:Slack通知連携 → 担当者の行動を誘導!

明日は、「要確認」ステータスの取引先に対して、
担当者にSlackでリマインドを自動送信する機能を作ってみる予定です。

  • ステップ1:Slack Webhook経由で通知

  • ステップ2:氏名・メールアドレスに基づきパーソナライズ

  • ステップ3:月初5営業日目に定期実行


まとめ:未登録対応は“人の目”ではなく“仕組み”で

これまでは「誰かが気づいて動く」仕組みでしたが、
これからは「仕組みが先に気づいて、必要な人に知らせる」体制へ。

請求書業務は“地味だけど重要”。
だからこそ、自動化と見える化で「見落としゼロ」「対応スムーズ」に変えていきます。

それでは、また次の実験で!🦊


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