Kon's DX Lab - Case Study

Day1|「最近ずっとバタバタしてるかも…?」と思ったら|人時生産管理アプリ

Published on 2025-04-02

🔬 Case Study Summary
Problem

(ここに課題を記述)

Result

(ここに具体的な成果を記述)


Tech & Process

(ここに採用技術とプロセスを記述) コードを詳しく見る »

こんにちは!「こんさんのDX実験室」へようこそ。
今日から100日間、毎日ひとつのアプリをつくっていく「#100日チャレンジ」にのんびり挑戦していきます。

記念すべき初日のアプリは…

「人時生産管理アプリ」です。



🦊 こんさんのつぶやき
「あれ?なんか毎日バタバタしてるけど…何に時間使ってたんだっけ?」



きっかけは「なんとなくの忙しさ」

ここ最近、社内で
「なんだか毎日遅くまで働いてるなあ」
という声がちらほら。

でも、「どの案件にどれくらい時間を使ってるか?」って、ちゃんと把握できてる人はほとんどいなくて…。
気づけば、「なんとなく忙しい」が積もり積もって、リソースの優先順位も見えない状態に。



そこで、こんなアプリを作ってみました!

Google Spreadsheet × AppSheet で、
「日ごと・人ごとに、案件ごとの作業時間を記録するアプリ」
を試しに作ってみました!



🧩 主な機能
• 案件・タスク・日付・かかった時間をぽちぽち記録
• メンバーごと/案件ごとに合計時間を集計
• 業務ID(業務定義)単位でログを蓄積



実は難しかったのは、アプリ構築よりも“情報の整理”でした

AppSheet自体は直感的に作れて便利なんですが、
今回いちばん頭を悩ませたのは…

「どんな項目で時間を記録すればいいのか?」という“業務カテゴリの設計”でした。

たとえば…
• 日々の業務は、「対応」や「処理」など大きなくくりでまとめられているけれど、
 実際にはメール作成・資料修正・やり取りの確認など、細かく分けることができる作業が集まっていて、どこまで細かく分類すべきか悩みました。
• さらに、チームやクライアントによって、同じような作業でも呼び方が違っていたり、意味合いが異なっていたりして、共通のカテゴリをつくるのが一筋縄ではいきませんでした。
• また、記録したい作業の中には、実際に人件費が発生する業務と、そうでない雑務やサポート作業などが混在していて、
 「この時間はちゃんとコストとして見ていいのか?」という線引きも曖昧になりがちでした。

結果として、アプリを作る前に必要だったのは、
“どんな業務があるのか”“どんな目的で記録するのか”を社内で棚卸しして共通認識を持つことでした。



🌱 このアプリでできること(第一弾)
• 案件ごとの稼働時間をメンバー別に可視化
• 日々の業務内容を記録していく
• 属人化していた作業を「見える化」して、引き継ぎや改善の種に



🛠 改善もこれから!

今はまだシンプルな「記録アプリ」ですが、これから育てていく予定です!

たとえば:
• 自動レポート出力(週報・月報)
• 給与明細との連携(人件費の見える化)
• 勤怠や工数のSlack通知連携
• カレンダー連携で業務予定と実績の差をチェック


📚 調べてみたら、海外でも「見える化」ニーズは強かった


今回参考にしたのは、Toggl Track や Memtime といったタイムトラッキング系アプリの記事。
自動で時間を計測してくれるツールも増えてるけど、
「まずはざっくりと記録して、実態をつかむこと」も大事だなと再認識。



🦊 こんさんのまとめ

「最近ずっとバタバタしてるかも…?」と思ったら、
まずは“何に時間を使っているのか”を見えるようにしてみるのが第一歩。

アプリを作って気づいたのは、
見える化の第一歩は「アプリ」じゃなくて「考え方の整理」かもしれないってことでした。

次回も、日々の業務にちょっとだけ光を当てるアプリをのんびり作ってみようと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!