Kon's DX Lab - Case Study

Day 8 | 配送業者によって違う伝票、テンプレでまるっと吸収してみた実験記録

Published on 2025-04-09

🔬 Case Study Summary
Problem

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Result

(ここに具体的な成果を記述)


Tech & Process

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こんにちは、こんです。

今回は「配送業者によってフォーマットが全部違う!毎回整えるの面倒すぎる!」という困りごとを解決するために、Streamlitで新しい伝票作成ツールを育ててみました。

実はこのツール、

  • Day3|CSV整形アプリ(AgGridで並び替えUI)

  • Day7|ヤマト出荷データ整形ツール

で作ったミニアプリの進化系。
「毎回の手作業をテンプレで吸収できたらいいよね」という思いで、少しずつ機能を追加しています🦊


実験のきっかけ:業者・案件ごとの“地味に違う”地獄

よくあるこんな課題、ありませんか?

  • ヤマトと佐川で必要な列が違って整形が大変

  • 並び順やカラム名のズレで、B2クラウドが読み込めない

  • ご依頼主情報を毎回手入力 → 入力ミスが出る

  • 出荷フォーマットがクライアントごとに微妙に違って混乱

「テンプレで吸収できたら最高じゃない?」ということで、実装にチャレンジしました。


作ってみたもの(システムの概要)

今回のアプリでは以下のことができるようになりました:

  • ✅ CSVアップロード(UTF-8 / Shift-JIS 自動判別)

  • ✅ 配送業者(ヤマト/佐川)に応じてテンプレートと出力列を自動切替

  • ✅ ご依頼主情報の保存(JSONファイルに記録し、再利用可)

  • ✅ 業者に応じて入力フォームの内容を動的に切り替え

  • ✅ 出力ファイル名や文字コードの指定(cp932 or UTF-8)

テンプレートごとに出力列と加工ロジックを切り替えられる構成になっていて、次の拡張にも耐えられる仕組みにしました💡


実感したメリット

1. 「業者によるフォーマット違い」が怖くなくなった

ヤマト/佐川でテンプレートが自動切り替わるため、ユーザーは業者を選ぶだけでOK。出力ミスが激減しました。

2. ご依頼主情報が毎回記憶されて便利

JSON形式で保存しているので、次回以降は入力の手間なし!しかもポップオーバーで整理されててUIもスッキリ。

3. コピペ不要の業務設計ができそう

今後は案件ごとに出荷フォーマットを切り替えて運用できそうなので、Excel依存からの脱却に一歩近づきました。


実際の画面イメージ


  • 【CSVアップロード】文字コード自動判別でエラーなし

  • 【配送業者の選択】テンプレートが裏で自動切替

  • 【ご依頼主情報の保存UI】ポップオーバー活用でスッキリ

  • 【出力設定とダウンロード】文字コードやファイル名も選べる


アップデート予定:テンプレ設定・条件付きデータ加工へ!

このアプリはまだまだ育てます。次のチャレンジは:

  • ステップ1:テンプレを設定画面で自由に追加/編集

  • ステップ2:特典付与など、条件付きのデータ加工を可能に

  • ステップ3:ファイル出力後の自動通知やSlack連携などのAutomation機能

受注データがどんどん複雑になる今、「テンプレで吸収して、自動で流す」仕組みがカギになりそうです。


まとめ:業者と案件の“違い”をテンプレで吸収!

このアプリで一番感じたのは、「手作業での微調整」を減らせることの価値。
テンプレートを設計に組み込むだけで、何度も同じ作業を繰り返さずに済むようになります。

こういった“小さな仕組み”が積み重なると、大きな業務改善につながるんだなあと実感中です。

それではまた次の実験で!🦊


🔖ハッシュタグ

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